電子書籍の魅力はいろいろありますが、さまざまな端末で読書を楽しめるというのもそのひとつでしょう。
Amazon Kindleは、専用のkindle端末の他、PC版やAndroid、iOS向けのアプリケーションも用意されていますよね。家ではPCで外出先ではスマホで読書という使い方も可能です。
iPadなどの大きめのタブレットでは、ご家族で共有することもできますよね。
個人のアカウントさえ作ってしまえば、端末は1台でもアカウントを切り替えて使用できる可能性もあります。
今回はKindleのログアウト方法および、アカウントの切り替えについてご説明します。また、ログアウトするとKindleのデータがどうなるかも検証してみます。
Kindleのログアウトは意外と見つけにくいので、画像を交えてご紹介していきますね!
このページの目次一覧
iPhone版 Kindleアプリのログアウト方法
ではさっそく、iPhone版アプリでのログアウトのしかたについてご説明します。
まずはじめに、上の画像の赤丸がついている部分をタップしてください。
すると……
その他のメニューが表示されるので、「設定」をタップしましょう。
設定内ではアプリの細かい設定ができるので、設定の出し方を覚えておくと後々便利です。
さて設定の項目では、まず一番上に登録名が書かれています。
その脇の「変更」をタップします。
変更をタップすると「登録の解除」が表示されます。
ここで、①の「このKindleの登録を解除する」をタップすると、ポップアップで最終確認されますので、②のOKをタップしてください。
OKをタップすればログアウトは完了です!
ポップアップにも書いてある通り、端末の登録を解除するとダウンロードしたコンテンツはすべて削除されてしまいます。
もちろん、クラウド内は残るので、購入したものが読めなくなるということではありません。
Android版 Kindleアプリのログアウト方法
それではAndroidでのログアウト方法をご説明していきますね。
まず最初に、上の画像の赤丸で囲ってある「その他」をタップしてください
すると、上のようにいろいろなメニューが出てきます。
ここで「設定」をタップします。
設定では、データの保存先やKindleアプリの動作について細かく設定できますが……
今回用事があるのは「端末の登録解除」の項目ですので、そこをタップしてみてください。
登録解除というと、ぎょっとしてしまうかもしれませんが、不安になる必要はありませんよ。
最後に確認のポップアップがでます。
「サインアウト」を選べばログアウトは完了します。
ポップアップにもあるように、ログアウトするとダウンロードしたコンテンツは一度削除されます。ですが、またログインすればダウンロードできるので安心してくださいね。
以上で、Kindle Androidアプリのログアウトは完了です!
Kindle端末のログアウト方法
それではKindleの専用端末でのログアウト方法をご説明します。
私の使用機種はKindle Voyageですので、別機種の場合は多少異なる部分もあるかもしれません。その点はご了承ください。
さてまずは、画面の右上、上の画像で◯がついている部分をタップして、メニューを開きます。
次に、メニュー内の「設定」を選びましょう。
すると設定の画面が表示されます。
設定内の「マイアカウント」をタップ!
マイアカウント内、下から二番目の「端末の登録を解除」を選択します。
すると、ポップアップで解除の確認が出ますので、「登録解除」をタップします。
これでログアウト完了です!
Kindleのアカウント切替方法
Kindleでアカウントを切り替えたい場合は、一度ログアウトして再度ログインする以外の方法はありません。
アプリ版ではログアウトすると、すぐに上のようなログイン画面に切り替わります。
別のアカウントに切り替えたい場合は、ログインしてください。
Kindle端末では、ログアウトすると設定のページに戻されますので、「マイアカウント」から別のアカウントにログインすればOKです。
複数のアカウントでログインし、ワンタップで切り替えることができれば便利なのですが、残念ながら現状ではログアウト→ログインしか方法はありません。
Kindleをログアウトするとデータは消えるのか
Kindle端末であれアプリであれ、ログアウト=登録の解除を行う手順の中で、最後にポップアップで確認が出ます。
そのさいにアプリ版ではiPhone、Androidとも「コンテンツが削除されます」という注意があるので「え? ログアウトするとなにか削除されちゃうの??」と混乱する方もいるかもしれません。
あらゆるガジェットの注意書きで「削除」ほど人間を臆病にするものはありませんよね。
Kindleアプリ版では、一度ログアウトをすると、ダウンロードしていた書籍は消えてしまいます。
このような感じですね。
上の画像はiPhoneのアプリ版で一度ログアウトし、再度サインインしたときの状態です。
ダウンロード済みの書籍があったはずですが、ログアウトしたことによりこれは消えました。しかし、すべてのほうのタブに切り替えれば、購入した書籍は表示されます。
あくまでも、端末にダウンロードしていたものが消えるというわけです。
また、読みかけの本がある状態でログアウトし、ダウンロードしたコンテンツが消えても、再ダウンロードすれば読んでいたページから表示されますのでご心配なく!
Kindleの専用端末の場合は、設定の一部が消えることはあっても、ダウンロードした書籍の状態が変化することはありません。
再度サインインしても、再ダウンロードの手間は必要ありません。
まとめ:Kindleのログアウト方法はズバリ…
Kindleの専用端末とスマホアプリ版でのログアウト方法をご紹介しました。
最後に手順を文字だけでざっとおさらいしておきましょう。
- iPhoneの場合:メニュー→設定→変更→登録を解除する
- Androidの場合:その他→設定→端末の登録解除
- Kindle端末の場合:メニュー→設定→マイアカウント→端末の登録を解除
正直なところ、マルチアカウントに対応していないのは「ちょっと不便だなあ」と感じます。
端末の貸し借りはあまり想定されていないのかもしれませんね。
はじめはログアウトの手順を面倒に感じるかもしれませんが、慣れればさほど難しい手順ではありません。特にスマートフォンの場合は、ログインに必要なパスワードをスマホが覚えていてくれるので、入力の手間もありませんからね。
しかしやはり、すばやく切り替えられたらそれはそれで魅力的です。
今後のKindleに期待しましょう。