生活

古くなったお守りの捨て方は?ちゃんと処分しましょう。

合格祈願や安産祈願など、神様に頼りたい機会はあります。

そんな神様たちにすがる方法として、お守りを身につけるという手があります。
しかし、古くなったお守りや役目を終えたお守りはどうやって処分したらいいのでしょうか。

どうすればいいのか、調べてみました!

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お守りを捨てるとバチがあたる?

お守りは神社で祀っている神様の力を分割して封じ込めたものです。
なので中には小さな神様が住んでいます。
その神様が持ち主に力を与え、災厄から身を守ってくれるのがお守りというものです。

お守りの素材自体は紙と布ですので可燃ゴミに分類されますが、
不要となったからといって、ポイっと捨てるのはなんだが気が引けます。

私たちだって、人のために働いて時には理不尽なクレームに耐えたりしていたのに
任期が終わった瞬間に「もういらないから出て行け」と言われたらイラっとしますし、
場合によっては復讐してやろうと思うように
神様だって粗末に扱われたら怒ります。日本の神様は聖人ではないので怒る時は怒りますよ。

やはりここは礼儀として、きちんと処分するのがマナーでしょう。

お守りはどうやって処分したらいい?

お守りは購入した神社に返納するのが一番です。

お守りを作った神社の神様の力を分割したものがお守りなので、
ちゃんと元の場所に返すのが礼儀でしょう。

しかし引っ越しなどで遠くに行ってしまい、返すのが難しいという場合もあります。
そういう時は近所の神社に返納しましょう。

返納の仕方ですが、お焚き上げしてもらうのが一番です。
初詣の時に、神社の境内で焚き火をしていますが、あれは暖を取るためではなく、お焚き上げのためでもあります。
あの火の中にしめ縄や御札やお守りなどを入れ、焼いてもらうことで力を神様へお返しします。

神社に行くことができず、広い庭がある場合は自宅で燃やすのもアリです。
近所に煙やにおいが届くような場所や、マンションのベランダなど狭いところでやることはやめましょう。
家で燃やす場合は、塩と一緒にお守りを半紙か白い紙でくるみ、お清めしてから燃やします。
燃やす時には神様に感謝の言葉を言いましょう。

神社でお焚き上げする場合も家で燃やす場合も、どちらも燃えないものを入れるのはやめましょう。
ビニールで包まれていたり、汚れ防止のカバー、キーホルダーのチェーンなど、
燃えないものは必ず外しておきましょう。

お焚き上げに便利な宅配サービス

場所によっては、「お焚き上げ希望」と書いた紙と一緒にお守りを郵送すれば受け付けてくれる神社もあります。

事前に電話で問い合わせたりホームページで確認して、受け付けてもらえるかどうかをチェックしましょう。
受け付けてもらえるなら、適当な封筒にお守りとお焚き上げ料、お焚き上げ希望の手紙を添えて送付します。
郵送で現金を送ることはできないので、お焚き上げ料は現金書留や定額小為替で送りましょう。

お焚き上げ料は問い合わせても教えてくれないことが多いです。
お焚き上げ料は単なる処分料ではなく、神様への「ありがとう」の気持ちの寄付や賽銭です。
なので問い合わせても「お気持ちで」と答えられてしまいます。
だいたい相場ですが、1000円ほどが多いようです。
もちろんこれよりも多くても少なくても大丈夫です。お焚き上げ料が少なかったからといって、神様はバチを与えないはずです。

それでも無理……ゴミとして捨てちゃダメ?

忙しかったりでどうしても神社に行けない、郵送での返納を受け付けてくれないなどで
どうしても返納することができない場合は、お清めしてから燃えるゴミとして出しましょう。

お清めの方法は
半紙か白い紙の上にお守りを乗せ、塩をふりかけます。
それから捨てましょう。

まとめ:お守りの捨て方は…

  • お守りを処分するには神社への返納、お焚き上げが一番
  • 宅配でお焚き上げを受け付けてくれるところもある
  • どうしても無理な場合はお清めしてから燃えるゴミとして捨てる

きちんと神様への感謝の気持ちをあらわせば、どのような処分の仕方でも大丈夫です。
おごそかな気持ちで礼儀を忘れずに行いましょう。

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