海外に行く時にチェックしておかなければならないけれど見落としがちなのがコンセントの形状です。
国によってコンセントの形状や電圧が異なるため、規格が違うものを使用すると発火や感電の原因にもなります。
変圧器や変換プラグなどは必要なのか、
日本の電化製品を使うためにはどうしたらいいのか
カンボジア生活5年目の私がお教えします!
このページの目次一覧
カンボジアのコンセントはA型とC型!
プラグの形が異なる電化製品は使用することができないので、旅行先の国に適した変換プラグを準備する必要があります。
カンボジアのコンセントはA型、C型が主流で、たまにSE型があります。
ちなみに日本のコンセントの規格はA型となっています。
ホテルでは変換プラグを貸し出しているところもありますが、
変換プラグは自分で用意しておきましょう。
電器店や日本の空港のショップで変換プラグが売っていますので
カンボジアに行く前にしっかり買っておきましょう。
電圧に注意!
コンセントの形状の他に気をつけなければならないのが電圧です。
カンボジアの電圧は220V、50Hz。
日本の100V用電気製品を使用するには変圧器が必要となってきます。
ただし、携帯電話やパソコン、デジタルカメラなどの充電器類は100- 240Vがほとんどなので、お持ちのアダプターの裏に記載してある電圧表示を確認してみてください。
実際にコンセントを使ってみた
さて、説明されてもいまいち理解しにくいですよね。
実際にコンセントを使ってみた時の経験をつかって説明してみます。
たとえば、パソコンの充電器を見てみましょう。
裏側の電圧表示欄に色々とちっちゃい字で書いてありますよね。
その中に「Input 100 -240V 50/60Hz」と書いてあった場合、
100~240の電圧に耐えられて、周波数が50/60Hzに対応していることを意味します。
カンボジアの電圧は220V、50Hzですので、この電圧表示の範囲内ですよね。
この場合、変圧器は必要ありません。(コンセントの変換プラグは必要ですが…)
こういったように、電化製品を使う時には電圧表示をしっかり見てくださいね。
事前準備を忘れずに!
まとめると、カンボジアで日本の電化製品を使うために必要なのは
- 変圧器
- コンセント変換プラグ
の2つです。
変圧器はものによっては必要ありませんが、変換プラグは必ず必要となってきます。
カンボジアのコンセントはA型とC型が主流ですが、
施設によってA型しかない、C型しかないといったように、どっちかしかないことがほとんどです。
「日本もカンボジアも同じA型なんでしょ? じゃぁ変換プラグなんていらないや」
とか甘く見てるとC型しかないコンセントの前で泣くことになってしまうかもしれません。
また、変圧器や変換プラグをはさめば日本の電化製品は問題なく使用できるため、
そこで活躍するのがたくさんのコンセントがある電源タップです。
コンセント―変換プラグ、変圧器―マルチタップ―各電化製品
とつなげると、1つのコンセントで複数の電化製品を使うことができます。
スマホやパソコンの充電器にひとつずつ変圧器や変換プラグを用意するのは大変ですし、
マルチタップは1つ持っていった方がとても便利です。
まとめ
- カンボジアのコンセントはA型とC型が主流
- たまにSE型がある
- 電圧は220V、50Hz
- 変圧器が必要だが、製品によっては電圧に対応できるので不要
- 電圧に対応できるかどうかは電化製品の電圧表示をチェック
- マルチタップがあると便利!
せっかくのカンボジアですから、現地に到着してから慌てることのないようにしっかり準備していきたいですね。
規格の違うコンセントを無理矢理使うと感電や発火のおそれがあります。
きちんと規格を守って、安全に使いましょう!
ライター:ネコパン
心理学科卒。大学では「箱庭療法」「HTPテスト」など、臨床心理学系を中心にやっていました。 シミュレーションゲームが大好きですが、「これって箱庭療法ってやつでは…?」と心の奥底の無意識に気付いてしまったり。 色々あって現在は専業主婦をしながら海外生活をしています。