布団を干すのはダニ退治にとても効果的です。
直射日光の力で布団に隠れているダニを退治し、
寝ている間に繊維の中にこもった湿気を除去してカビ予防にもなります。
でも、カラっと晴れた天気がいい日にちょうど布団が干せるとは限りません。
布団を干したい! だけど干せない……そんなジレンマありますよね。
せっかく布団を干そうと思ったけど曇りだった……とか、
夕方から干しても効果はあるのかとか、
カラっと晴れた日でない時でも布団干しの効果はあるのか、調べてみました!
このページの目次一覧
ベストな布団干しは昼間に片面1~2時間!
もっともベストな布団干しの条件は
晴れの日の昼間に、片面1~2時間ずつ干すことです。
羊毛布団は羽毛布団に比べて湿気を含みやすく、乾くのも遅いので、
干す時間は羽毛布団よりも長めにとって、片面2時間くらいがベストです。
ベストな時間帯は気温が上がる午前10時から、気温が下がり始める午後3時頃までの5時間です。
この間に布団が干せるのがベストです。
直射日光が当たると繊維が日焼けしてしまって茶色く変色してしまうので、
干す時はカバーをかけたり、陰干しがよいでしょう。
布団の中の温度が上がって湿気が乾けばいいので、日光を直接当てる必要はありません。
風通しがいいところであれば、問題なく布団干しの効果が得られますよ!
ですが、ベストなタイミングで布団が干せるとは限りません。
布団を干そうと思ったけど曇りだったとか、布団を汚してしまって急遽布団を干す必要が出てきたり……。
曇りや夕方からでも布団はちゃんと干せるのでしょうか?
曇りや夕方からでも、布団はちゃんと干せるの?
布団を夕方や夜に干すのはダメ?
布団を夕方や夜に干すのはおすすめしません。
夕方や夜は、昼間に比べて湿度がほんの少し高くなります。
特に夜は夜露を吸うので、布団を干しても全然乾かず、むしろ布団に余計な湿気を吸い込む結果になってしまいます。
なのでできれば、夕方や夜に干すのは避けたほうがいいです。
どうしても夕方や夜の時間帯で布団を干す必要が出てきた場合は、
湿気のあるところを避け、風通しのいいところに干しましょう。
布団乾燥機を使うのもよいでしょう。
曇りでも乾くかどうかは風通し次第!
布団を干そうと思っても、薄曇りだったり、曇りがちだったり……なかなかいい天気とは言い難い空模様だったりします。
曇りでも布団が乾くのかですが、干す場所の風通しによります。
風通しがよければ、日光がなくても布団はある程度乾きます。
ですがやっぱり十分とは言えないので、
後日、天気がいい日に干し直すか、
諦めて布団乾燥機を使うかしましょう。
ちなみに曇りの日の夕方や夜に干すのはどうなのかというと、
「やらないよりはマシだが、布団干しの効果はそんなに得られない」という結論になります。
もう諦めて布団乾燥機を使いましょう!
時短テク!30分だけ布団干し!
布団を干すには片面1~2時間がベストですが、
忙しい現代ではなかなかそんな時間も取っていられません。
家族全員分の布団を干すとなると、掛け布団に敷布団もありますし、狭いベランダではスペースも時間も足りません。
そこでオススメの時短テクが、30分だけ布団干しです!
やり方は簡単で、布団に黒いカバーをかけるだけです。
黒色の布団袋や黒いゴミ袋など、布団を覆えるもので、なおかつ黒色のもので布団を包み、干します。
黒い色は日光を吸収しやすいので、布団の中の温度が上がり、ダニやカビを退治しやすくなります。
片面30分ずつ、合計1時間で普通に干したくらいの効果が得られます。
これなら家族全員分の布団が1日で干せてしまえますね!
まとめ
- ベストな布団干しは昼間に片面1~2時間ずつ
- 夕方や夜に干すのは夜間の湿気を吸うのでおすすめしない。
- 曇りの日は風通し次第。日光がなくても風通しがよければ乾く!
- 乾きそうにないなら布団乾燥機を使うという手も……
- 黒いカバーをかけて片面30分ずつでも十分乾く!