美味しい紅茶ですが、子供に飲ませるのはちょっと待ってください!
幼い時から紅茶に親しんでもらおうと飲ませていませんか?
実はそれ、とんでもない危険が潜んでいる可能性があります!
今回は、子供に紅茶を飲ませる危険性について解説していきたいと思います!
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子供に紅茶を飲ませる危険性……知らずに飲ませていませんか?
なぜ子供に紅茶を飲ませるのがNGかというと、紅茶にはカフェインが含まれているからです。
カフェインには集中力アップや眠気覚ましの作用がありますが、
とりすぎると、眠れなくなってしまったり、胃を刺激して気分が悪くなってしまったりと
悪い副作用が出てきてしまいます。
大人でさえこういった症状が出てしまうのですから、
カフェインの分解速度が遅い子供ではもっと重く症状が出てしまいます。
急性カフェイン中毒になり、カフェインの興奮作用でじっとしていられなくなってしまうこともあります。
興奮状態になりますので、動悸が激しくなったり、感情の起伏が激しくなったりします。
ミルクティーのミルクによって乳製品アレルギーを引き起こしてしまうこともあります。
もし、健康に問題がなかったとしても、紅茶の甘みがクセになってしまうということもあります。
甘い飲み物ばかりを欲しがって、甘い飲み物以外を飲まなくなるので、
健康にいい緑茶や牛乳を拒否するようになってしまいます。
さらには、甘味をとりすぎることで肥満につながったりもします。
そうならないためにも、小さいうちから紅茶を飲ませることはやめておいたほうがいいんです。
子供に紅茶はいつから?1歳未満は絶対NG!
では、子供に紅茶は何歳からOKなのでしょうか?
まず、1歳までの乳幼児は絶対にNGです。
カフェインの影響が強すぎるためです。
では具体的にどのくらいからOKなのかというと、
調べてみたところ、家庭によってまちまちのようです。
3歳から与えているという人もいれば、10歳になって与えたという人も……。
ただやはり「飲ませたその日に昼寝をしなかったり、寝付きが悪かった」という報告が多いです。
具体的に「何歳から」ではなく、「子供のうちは控える」としたほうがよさそうですね。
紅茶は紅茶でも、妊婦さん向けにカフェインの入っていない商品もありますので
どうしてもという時は、そういったものを飲ませるといいでしょう。
インフルエンザ予防に紅茶を飲む?
研究では、紅茶にインフルエンザ予防の効果があると判明しています。
紅茶の成分がインフルエンザウイルスの感染を予防するのだそうです。
紅茶に含まれるカテキンには殺菌作用がありますし、ウイルスの撃退に役立つのだとか。
とはいえ、インフルエンザ予防にと子供に紅茶を飲ませるのは少し考えものですよね。
そういう時は、妊婦さん向けのカフェインレスの紅茶を飲ませたり、
紅茶でうがいをさせるという方法がいいでしょう。
紅茶でうがいをすることによって喉の粘膜のインフルエンザウイルスを洗い流すことができます。
飲まなければカフェインは体に吸収されませんので安心です。
紅茶でのうがいについては、別の記事でご紹介しているのでそちらを参照してくださいね。
まとめ:紅茶は何歳から飲んでもいいのかというと…
- 子供に紅茶を飲ませるのは危険
- 紅茶に含まれるカフェインの副作用で眠れなくなったり体調を崩したり、興奮状態になる
- 乳幼児には絶対NG、子供のうちに与えることは控える
- どうしても飲ませたい時はカフェインレスのものを
カフェインの作用は子供にはよくないものです。
夜に眠れないと昼間に眠がったり集中力がなくなったりと悪い影響が出てきてしまいます。
そうならないためにも、気をつけてくださいね。