おつまみでおなじみのピーナッツですが
調理されていない「生」のものでもらったことはありませんか?
私は小学校の頃、課外活動の一環で
落花生の収穫体験をしたことがあります。
スーパーの袋いっぱいの落花生を持って帰り、
どうやって食べたものか……と親を困らせたことがあります。
おやつやおつまみとして売られているカリカリとしたピーナッツではなく、
生の落花生が手に入ってしまった時、どうやって食べればいいでしょうか?
生落花生を前に困ってしまった過去の私へ向けて、ご紹介したいと思います!
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生の落花生の保存期間と保存方法どのくらいもつ?
おやつやおつまみとして売られている落花生(ピーナッツ)は
パッケージに記載されている通りの賞味期限ですが、
生の落花生はどのくらいの保存期間があるのでしょうか?
生の落花生は水分が多く、すぐに傷んでしまいます。
冷蔵庫でも長くて1週間ほどしかもちません。
生の落花生ははたいて土を落とし、新聞紙にくるんで冷暗所か冷蔵庫に保存しましょう。
生の落花生は茹でて食べるのがおすすめです。
殻ごと塩ゆでして、殻をむいて食べます。
茹でた落花生はピーナッツのカリカリとした食感ではなく、豆のようなホクホクとした食感になります。
ピーナッツをイメージしていると食べた時に違和感があるかもしれませんが、
ホクホクとした茹で落花生もおいしいですよ!
茹でた落花生は早く傷んでしまうので、3日以内に食べましょう。
長期保存したい時は乾燥落花生にする!
生の落花生をすぐに食べきれない時は、
乾燥させて乾燥落花生にするのがおすすめです。
乾燥させると1年ほどもつようになり、長期保存が可能になります。
洗って土を落とし、風通しのいいところに干しておきます。
1ヶ月ほど置いてカラカラに乾かせば乾燥落花生の完成です。
乾燥落花生はチャック付きポリ袋などに入れ、湿気や空気に触れないように保存します。
空気に触れると油分が酸化し、風味を損なってしまいます。
冷蔵庫に入れて保存するのがおすすめです。
落花生は冷凍もできる!
生の落花生や、塩ゆでした落花生は冷凍保存することができます。
フリーザーバッグに入れ、空気を抜いて平たくならして冷凍庫へ入れて保存します。
殻はついていても、ついていなくてもどちらでも問題ありません。
食べる時は自然解凍か、電子レンジで2分ほど加熱すればおいしく食べることができます。
冷凍する時は小分けにすると使いやすく、取り出しやすくなります。
ひとつの袋にまとめて冷凍してしまうと、解凍して1回分取り出して残りを冷凍して……と解凍と冷凍を繰り返すことになるので、風味や食感が損なわれてしまいます。
まとめ:落花生の保存期間と長期保存方法は…
- 生の落花生の保存期間は長くて1週間ほど
- 茹で落花生は3日ほどしかもたないので早めに食べる
- 乾燥させると1年ほどもつようになる
- 乾燥落花生は湿気と空気を避けて密封して保存する
- 落花生は冷凍もできる! 食べる時は自然解凍で
あまりにもたくさんある場合は、ピーナッツバターにするのがおすすめです。
炒った落花生をフードプロセッサーにかけて砕き、砂糖と塩で粘りが出るまで撹拌したら完成です。
詳しいレシピは調べてみてくださいね。
手作りか既成品かにかかわらず、ピーナッツバターは水に弱いので取り扱いには注意しましょう。
落花生(ピーナッツ)は油分が多いですが、太りにくい植物性脂肪なのでカロリーはあまり気にしなくても大丈夫です。
むしろ、抗酸化作用のあるビタミンEが多く含まれているため、美容や健康にいい食べ物なんです。
とはいえ食べ過ぎは禁物。1日15粒ほどが目安だそうです。