この記事は長野県から北海道へ引越した方の体験談です。
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転勤。会社が負担してくれる引越し料は車1台分だけ…
52歳の男性会社員です。
仕事上度々転勤があるのですが、転勤の際の引っ越しではいつも大変な思いをさせられます。
長野県から北海道札幌に引っ越さなければならなくなったときに困ったのは車でした。
2台所有していたのですが、1台分しか会社が陸送費を出してくれないので、残り1台を何とか安く運べないだろうかと頭を悩ませました。
ドアトゥドアだと7、8万円かかる…
長野から札幌まで陸送をお願いすると、ドア・トゥ・ドアで約7~8万円かかります。
陸送業者によって若干の違いはありますが、大幅に安くするのは難しいことがわかりました。
これはかなりの失費です。
この費用を安くするには、ドア・トゥ・ドアをあきらめて、ヤードまで自分で車を持って行って、さらにヤードまで自分で車を取りに行くしかありません。
そうすれば費用は3万円程度までに抑えることができることがわかりました。
最寄りのヤードは東京の品川です。
また引き取る場所は苫小牧ということでした。
いざ引越し!長野から東京までは自分で運転!
わたしたち家族は羽田から札幌まで飛ぶことになっていたので、長野から東京までは車に乗っていくことができます。
その際に品川のヤードまで車を持っていくことにしました。
幸い、品川ヤードのそばに駅があったので、車を出した後はその足ですぐに羽田に向かうことができました。
千歳空港に到着後、1日千歳の近くのホテルに1泊した後、翌日苫小牧のヤードまで電車に乗って車を取りに行くことにしました。
引っ越しの前日のホテル泊は会社から費用が出るので費用的な問題はありませんでした。
しかし、苫小牧ヤードの最寄りの駅からヤードまで品川とは違い、かなり距離があったので大変でした。
徒歩で1時間かかります。
しかも北海道の何もないような広々とした道路を歩いていくのは、非常に心細いものでした。
無事に車を引き取った後は、その車に乗って札幌の新しい社宅まで向かいました。
引っ越しの荷物が届くのがその日の午後に指定していたので、時間的にはぎりぎりでしたが、費用をわずかでも抑えることができたので良かったと思っています。
海を挟む引越しは高い…!
本州と北海道との間の引っ越しは、やはり海を越えるということで色々と高くなります。
すべてを自己資金で賄わなければならないとしたら、物によっては現地で買い直した方が安くつくという場合もありそうです。
また車も冬用にバッテリーを大きなものに変えたり、ワイパーを凍結しないタイプのものに変えたり、さらにウォッシャー液も不凍液を原液のままにしないとすぐに凍り付いてしまいます。
知らないとびっくりすることばかりです。