妊婦さんはコーヒーを飲んじゃダメとよく言われます。
これはコーヒーに含まれるカフェインがお腹の赤ちゃんによくない影響を及ぼすからなのですが、
実はカフェインは緑茶にも微量ながら含まれています。
そう聞くと、
「妊婦さんは緑茶を飲んでも大丈夫なの?」
「妊婦さんが飲んでも大丈夫なお茶は?」
と心配になってしまいますよね。
なので、調べてみました!
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妊婦さんは緑茶を飲んじゃダメ?
「妊婦さんはコーヒーを飲んじゃダメ」とよく言われます。
出だしでも説明しましたが、コーヒーに含まれるカフェインがお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼすからダメと言われています。
WHO(世界保健機関)でも1日に妊婦さんが摂取してもいいカフェインの量が定められていて、
1日に200~300ミリグラムまでとしています。
このカフェインという成分は緑茶にも含まれています。
しかし、緑茶の茶葉に含まれるカフェインの量はコーヒーよりも少なく、
お茶1杯あたりのカフェインの量もごくわずかです。
緑茶(煎茶)100ミリリットルあたりのカフェインの含有量は20ミリグラムほどなので、
1リットルくらいが目安でしょう。
緑茶といっても、玉露や抹茶はその製法からカフェインが多く含まれます。
妊娠中は避けておいたほうが無難です。
ペットボトルの緑茶なら1日どのくらいまで飲んでいい?
メーカーや商品によって異なるので、一概にはいえません。
商品の成分表示を見て、自分で割り出すしかないでしょう。
おおよそですが、だいたいどの商品も100ミリリットルあたり10~13ミリグラムほどのカフェインが含まれていますので、
1日に2リットルくらいが限度でしょう。
1日に2リットルも飲むのはそれほどないと思いますので、
それほど気にしなくてもいいような気がします。
妊婦さんにおすすめの緑茶!
ハーブティーの味が苦手で緑茶しか飲めないとか、
リラックスタイムにお茶を飲まないと休まらないとか、そんな妊婦さんもいると思います。
そんな妊婦さんにおすすめの緑茶をピックアップしてみました。
- 麦茶
- ルイボスティー
- たんぽぽ茶(別名ダンデライオンルートティー)
- ローズヒップティー
これらのお茶がカフェインの量が少なく、妊婦さんにはおすすめです。
ハーブティーの中には子宮を収縮させる作用があるものもあります。
子宮が収縮すると流産や早産につながってしまったりするので注意が必要です。
できるだけハーブティーは避けておいたほうがいいでしょう。
最近はノンカフェインやカフェインフリーと表記されたお茶も売られています。
そういうものを買うのもいいでしょう。
まとめ:妊婦さんが緑茶を飲んでも平気かというと…
- 妊婦さんは緑茶を飲んでも大丈夫
- 煎茶なら1日1リットルくらいが目安
- 市販品のペットボトルのお茶は2リットルほどが目安
- 妊婦さんには、カフェインの少ない麦茶やルイボスティーがおすすめ
- どうしても気になるならカフェインが入っていないお茶を買う
それでもやっぱり心配な人は、かかりつけの産婦人科の医者に聞いてみるのが一番でしょう。
お茶に含まれるカテキンには殺菌作用があったり、タンニンによる抗酸化作用など、良い効果もあります。
カフェインにだって眠気覚ましや集中力アップといったメリットもあります。
適切な量を取ればプラスにはたらく成分です。
「カフェインが……」とあまり神経質になりすぎるのもストレスになってしまって母体にもお腹の赤ちゃんにもよくないので
あまり目くじらを立てすぎないようにしましょう。
元気な赤ちゃんを生んでくださいね!