さわやかな朝にオシャレに紅茶を飲んで優雅な1日のスタートを……
と思って毎朝紅茶を飲むことを習慣としていたのですが、
ある日、「うっ」と吐き気が……。
優雅とは程遠い1日のスタートをきることになってしまいました。
悪いものを食べたわけでもないのにどうして?
調べてみたところ、原因はどうやら紅茶にあったようです。
紅茶を飲んで気持ち悪くなってしまう理由や原因について調べてみました!
このページの目次一覧
紅茶を飲んだら吐き気がする……なぜ?
紅茶を飲むと吐き気がしてしまう原因はいくつかあります。
ひとつずつ紹介していきますね。
カフェインが胃に負担をかけている
まず考えられる原因は、紅茶に含まれるカフェインが胃に負担をかけているということです。
カフェインは刺激物ですので、胃を刺激してしまいます。
その結果、吐き気がしてしまうのです。
タンニンによる貧血
紅茶に含まれるタンニンは血液中の鉄分と結合する性質を持っています。
すると、からだに必要な鉄分が欠けてしまい、貧血症状を起こしてしまいます。
この貧血によってめまいや吐き気が引き起こされてしまいます。
水が合っていない
水に含まれるカルキや、硬水・軟水による差で体調を崩してしまう人もいます。
紅茶を飲むこと自体は平気でも、家や喫茶店など、場所が変わるとダメになってしまう人は
自分自身と水の相性がよくないことが原因だと思われます。
自宅では平気だけど外ではダメ、という人は外出先では紅茶を控えたほうがいいでしょう。
茶葉が腐敗している
掃除の時に戸棚の奥から出てきた茶葉を、見た目はなんともないから……と使ってしまって吐き気が起きた時は、茶葉が悪くなっていたことを疑ってみましょう。
茶葉は開封から1ヶ月程度で使い切るのがベストとされています。
それ以上長く放置していると、茶葉が湿気などで劣化してしまいます。
朝一番に紅茶を飲むと吐き気がする?
普段飲む時には大丈夫なのに、朝一番に飲む時だけ吐き気がするという場合は、
空腹の胃をカフェインが刺激していることが原因です。
レモンティーの場合、紅茶に含まれるカフェインに加えてレモンがさらに胃を刺激するため
他の紅茶の飲み方に比べて吐き気が起こりやすいです。
反面、ミルクティーはミルクが胃の粘膜に膜を張って保護してくれるので
胃を刺激しにくく、吐き気が起こりにくいとされています。
対処方法としては、水と一緒に飲んで胃の中の紅茶を薄めたり、
何かものを食べながら飲んで紅茶以外のものも胃に入れるなどすることです。
そうするとだいぶ吐き気が緩和されます。
紅茶アレルギーの可能性
アレルギーといえば小麦やソバ、青魚といったものが有名ですが、
実は紅茶にもアレルギーがあります。
紅茶アレルギーだと、紅茶を飲むと胸のむかつきや吐き気、頭痛が引き起こされてしまいます。
茶葉も問題なし、水も大丈夫、空腹でもない……
なのに紅茶を飲むと気分が悪くなってしまうという人は紅茶アレルギーを疑ってみましょう。
まとめ:紅茶を飲むと吐き気がする原因はズバリ…
- 紅茶を飲むと気分が悪くなるのは様々な原因がある
- 紅茶に含まれるカフェインであったり、水が合ってなかったり
- カフェインが胃を刺激するので空腹だと吐き気を引き起こしやすい
- 茶葉も水も問題ないのに紅茶がダメという人は紅茶アレルギーを疑うべし
アレルギーかどうかの検査は病院でしてくださいね。
「いつも紅茶を飲むと気分が悪くなるから、この紅茶を飲んだらまた気分が悪くなるだろうな」という思い込みから慢性的な吐き気を抱えることもあります。
フレーバーティーのハーブの香りがダメという場合もありますから、
「原因はこれだ!」と決めつけないで、慎重に判断してくださいね。