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Kindleにページ数はあるの?位置Noの仕組み、引用法は?

電子書籍界の巨人ことAmazon Kindleですが、なんといっても魅力のひとつが、その豊富な品揃えでしょう。和書であれ洋書であれ、かなりの本のKindle版が発売されています。

またKindleは年々進化し、ハイライトなどの機能もどんどん使いやすくなっています。

ものが違うので、紙の本とすっかり同じというわけにはいきませんが、発売当初に比べると使い勝手は格段に良くなっていますね。

しかしふとしたときに、紙の本との大きな違いに気がつくこともあるでしょう。

私にとってそれは「Kindleってページ数表示されないの?」という疑問として現れました。

紙の本であれば当然ついているページ数が、Kindle版にはついていないのです。

今回は、Kindle版におけるページ数表示のナゾに迫っていきます!

Kindleでページ数を表示させるには?

まず最初に、小説など、文章で構成されている書籍において、Kindleは多くの場合ページ数を持ちません。洋書では、ページ数が書かれているものもありますが、和書においてはページ数というものを持っていない本が大多数です。

ページ数の代わりにKindleに表示されるのが位置No.というものです。

画面の左下に書かれているのが位置No.です。

お使いのKindle端末で、この表示がない、もしくは上の画像のように別の表示がある場合は、その文字をタップしてみてください。

タップすることで、表示は順番に切り替わります。

  • 位置No.
  • 章を読み終えるまで:〇分
  • 本を読み終えるまで:◯分
  • 非表示

この4種類がタップするごとに切り替わっていきます。

Kindleで紙の本のようなページ数を表示させることは、個人では不可能です。

なぜKindleはページ数を持っていないのかというと、Kindleはいろいろな端末で読まれることを想定しているからです。

例えば、iPadとiPhoneは画面の大きさがかなり違います。つまり1ページに入る文字数も異なってくるわけです。するとページ数をふるのはとても困難ですよね。

もしページ数を挿入しようとすると、iPad用のKindle版とiPhoneのKindle版でそれぞれの1ページを作らなくてはなりません。

そのため、Kindle版では位置No.という独自の仕組みがあるのです。

Kindleのページ数が飛ぶ!ずれる!その理由

ページ数と書きましたが、Kindleにはページ数というものがほぼほぼないので、位置No.が飛び飛びになったり、ずれるのはなぜかについて、ご説明します。

位置No.は必ず1から始まりますが、次のNo.が2であることはほぼありません。

上の画像のとおり、第1章の始まりの位置Noは3ですが、次のページの位置No.はなんと15です。ずいぶん飛びましたね!
ちなみに上の画像は、Kindle Voyageのページを撮影したものです。

「この間のNo.はどこにあるの?!」と言いたくなりますよね。

No.3〜No.15の間にある位置No.11は、iPhoneのKindleで見つかりました。こちらはiPhone 7 Plusの画面のスクリーンショットです。

KindleVoyageの画面サイズは6インチ。iPhone 7 Plusの画面サイズは5.5インチです。

第1章の始まりはどちらも位置No.3です。ですが次のページはそれぞれ位置No.が異なります。

この数字のズレは画面の大きさの差というわけですね!

★マークを打っておきましたが、iPhone版の2ページ目つまり位置No.11の冒頭は、キンドル端末では1ページ目(位置No.3)の中に表示されているのです。

蛇足ですが、更に画面の小さいiPhone6(4.7インチ)では、位置No.3の次はNo.10でした。

Kindleでページ数を引用することはできるのか

ご説明してきた通り、Kindleにはページ数がありません。

そのため、レポートや論文などを執筆するさいに引用したとして、ページ数をどのように記載したらいいのかはかなり難しい問題になります。

ご覧頂いた通り、端末によって位置No.にはかなりのズレが生じます。もし4.7インチ画面の位置No.と記載したところで、文字サイズが異なれば意味はありません。

まず、この問題に悩んでいる方のうち学生である方は、教授にどのように引用するべきかを尋ねるのが手っ取り早いでしょう。

もしくは絶対に安全な方法としては、Kindle版と同じ書籍の紙の本を図書館などで借り、該当するページ数を使うというものもあります。

「なら最初から紙の本買うわ……」となってしまうかもしれませんが……。

また、参考になりそうなものとして……

宗教学者の小原克博氏が「Kindle 電子書籍の引用方法」という動画をアップロードしています。かなり丁寧に解説されているので、参考になると思います。

まとめ:Kindleのページ数とはズバリ…

Kindleのページ数表示についての情報をまとめました。

  • 多くのKindle版にはページ数がない→代わりに位置No.がある
  • 位置No.は端末の画面サイズなどによって変化する
  • Kindleを引用で使用するさいの明確な書き方はまだなさそう

電子書籍のメリットは多いですが、「引用する」ことを考えるとKindle版のページ数がないことはデメリットでもありますね。

位置No.の表示は、1から順番に表示されるわけではないため、慣れないとちょっと気持ち悪く感じるかもしれません。私も最初のうち「なんでこの位置No.ってやつは飛び飛びなんだ……」と、なんとなくすわりが悪かったものです。

ですが、この位置No.のおかげで複数の端末でスムーズに続きが読めるのは、やはり電子書籍の便利な点ですよね。

電子書籍は新しいテクノロジーです。今後も進化して、ページ数の問題もクリアになるかもしれません。期待したいですね。

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