電子書籍という言葉がだいぶ一般化してきた昨今ですが、みなさんは利用していますか?
マンガから実用書まで、いろいろなジャンルの本を端末ひとつで持ち歩けるので、私も便利に使っています。
現在は、いろいろな会社が電子書籍のサービスを持っていますが、その中でもやはり一番手といえば、AmazonのKindleですよね。
Kindleは専用端末だけではなく、アプリをダウンロードすることでスマホやタブレットでも使用できるので、お使いの方も多いと思います。
取り扱い書籍数も多く、ワールドカンパニーだけあって洋書も充実しています。さすがにGAFAの一角だけあるといったところでしょうか。
そんな便利なKindleですが、購入のするときに勝手にポイントを消費されて、困ったことはありませんか?
私も、「あれ……こつこつ貯めてたポイントが減っている!!」と思い、購入履歴をみると、どうもKindleの決済で使用されていたようで、驚いたことがあります。
今回は、Kindleでポイントを使用しないで決済することはできるのかを調べてみました。
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Kindleでの購入は「1-Click注文」
まずはじめに、Kindleで買い物をする場合、Amazonでの他の買い物とはちょっと異なる部分があるということをご説明します。
通常、Amazonで買い物をするときは、「カートに入れる」→「レジに進む」→カートの中を表示させてから「注文を確定する」という手順で購入します。
このノーマルな手順のときは「レジに進む」をクリックした後の画面で、送り先やポイント使用の有無を決めることができます。
しかしこの購入方法の他に、Amazonでは「1-Click注文」というものがあります。
これは、決済情報や送り先の情報をあらかじめ設定しておいて、ほしいものがあれば「ぽちっとな!」のワンクリックで完了するという、スピーディさが売りのシステムです。
ご自分で設定していない場合、通常のショッピングでは行われない購入方法です。
しかし! Kindleでの購入はすべてこの「1-Click注文」によって行われます。
そしてこの「1-Click注文」では、ポイントを保有していた場合、そのポイントを優先的に使ってくれるらしいのです。
親切な機能ではありますが、ポイントを貯めたい派の方には困った機能とも言えそうです。
「1-Click注文」をオフにしても……
「1-Click注文」は、面倒な住所確認などを省くことのできるとても便利なシステムです。
しかし、あくまでも今回は「Amazonのポイントを勝手に使われてしまっては困る!」という話なので、この注文方法をオフにする必要があります。
「1-Click注文」の設定は、アカウントサービスからオフにすることができます。
「これで安心してKindleで注文できるね!」と思いますよね?
Kindleでの注文方法は「1-Click注文」である。
「1-Click注文」ではポイントを自動で消費されてしまう。
では「1-Click注文」を切ればいいじゃない!
そう考えるのが普通です。
しかし、残念なことにAmazonのアカウントサービスから「1-Click注文」をオフにしても、Kindleでの注文方法は「1-Click注文」が継続されます。
設定は関係なしに、とにかくKindleでは「1-Click注文」しか使用できないというわけです。
そのため、現状Kindleで何かを購入するさいは、必ず保有しているポイントを消費されてしまうということになります。
つまり、Kindleでポイントを使わない方法はないというのが結論です。
もはや我々にできることは、Amazonが「1-Click注文」使用時にポイントを自動で使うか否かを、ユーザーに決めさせてくれるようになることを、ただひたすら祈ることのみです……。
まとめ
以上、Kindleでの購入時に、ポイントを使わない設定はできるのかをお伝えしました。
残念な結果になってしまいましたが、今回の情報をまとめておきます。
- Kindleでは「1-Click注文」が使用されている
- 「1-Click注文」では保有ポイントは自動で消費される
- 「1-Click注文」を使用しない設定にしても、Kindleには適用されない
まとめていても、ちょっと悔しさを感じてしまいます……。
しかし! ひとつ闇夜に灯火というものがあるとすれば、Amazonではポイントを使用して購入しても、還元されるポイントが変化しない! という利点があります
世の中には、ポイントで購入すると、ポイント使用分の金額が差し引かれてしまうことが多いですが、Amazonではすべての金額をポイントで払っても、獲得ポイントは設定された還元率でGETできます。
そうはいっても、やはりポイントを勝手に使用され、なかなかポイントが貯まらないのは寂しいですよね。Amazonが今後システムを変更してくれること、切に願います。