「病院に行くと時間もお金もかかって、おまけに疲れちゃう」
そう思うことって、ありせんか?
私もその一人です
でも、「市販薬で済ませても平気なの？」って
不安もあったりしますよね。
ネットで調べてみても、
「病院派」「市販薬派」両方がいて、正直よくわかりませんでした。
そこで、今回は「花粉症で病院にいくべきなのか、市販の薬で済ませちゃっても平気なのか」
という疑問に、実際のケースも取り上げながらお答えしたいと思います。
このページの目次一覧
そもそも、花粉症とは?
そもそも、花粉症とはいったいどういうものなのでしょうか?
花粉症は原因となる「スギ」、「ヒノキ」などの
花粉の飛ぶ季節にだけ症状が現れる季節性アレルギー性鼻炎です。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりが主な症状ですが、
目のかゆみ、涙、充血やのどの症状や皮膚のかゆみなどの
症状を伴うことが多いようです。
では、花粉症になった場合、病院に行ったほうがいいのでしょうか、
それとも、市販薬で済ませちゃってもいいのでしょうか。
次の項目では、実際に体験された方のお話を紹介します。
とても参考になるお話なので、次の項目も読んでみて下さいね。
本当は怖い? 花粉症の自己判断
花粉症歴20年以上の私ですが友人の吉田さん（仮名）に
「市販薬で済ませちゃっていいものか」を相談してみることに。
すると、「絶対に病院に行ったほうがいい!」とキッパリいわれてしまいました。
いったい、なぜ病院に行ったほうがいいのでしょうか?
吉田さんに実体験を語ってもらいました。
～～
吉田さんは、生まれつきのアレルギー性鼻炎で、
「症状がひどい」といつも言われ、悩まされ続けてきました。
症状の改善にと市販の点鼻薬を常用していた吉田さんは、
20歳を過ぎても、点鼻薬が手放せません。
「そろそろ病院に行ったほうがいいのかなぁ」
そう思って、病院でアレルギー検査を受けることに。
「検査の数値は一般的な花粉症患者より低いようですよ」と先生に言われました。
また、ずっと年中アレルギーだと思っていたのに、
春先だけのものだと知らされました。
「ずっと、鼻水が出るとアレルギーなんだと思っていたけど、今の季節は風邪なのかな?」
と考えることができるようになり、
気分的にも、すっごく楽になりました。
そんな吉田さんですが、恐ろしいことも知ることになりました。
なんと「点鼻薬アレルギー」で鼻の粘膜が炎症をおこしていたのです。
吉田さんは最後にこうアドバイスしてくれました
「薬の強さなども関係してくるので、市販薬を使うんじゃなくて、病院で処方してもらったほうがいいよ。そのほうが効果もあるし、ずっと安く済むからね」
今では吉田さんは、点鼻薬も飲み薬も使わずに生活されています。
～～
私は吉田さんの話をきいて、
「ええっ! 点鼻薬アレルギー?」
……って、ちょっと怖くなっちゃいました。
そして、「自己判断で市販のお薬使うのはやめよう」って思いましたね。
だって、症状を緩和するためのお薬のアレルギーになっちゃうなんて、
本末転倒じゃないですか?
結論を言いますと、「花粉症は病院に絶対行くべき」です!
病院に行く方が安心できるし、本当はお金もかからなくて
適切で効果的な治療が受けられるんですから。
あなたも病院に行ったほうが、断然いいと思いませんか?
「花粉症」のあなたへ
- 花粉症は病院に絶対かかるべき!
- 検査でアレルギーの正体や対処法がわかり、かなり安心できる
- お薬は処方してもらったほうが、安くて効果が高い
- 自己判断で、市販薬を常用していると別のアレルギーになることもある
という結果になりました。
実は私も吉田さんのアドバイスを受けて
先日病院でアレルギー検査を受けてきたんですよね。
結果は「花粉症とハウスダストアレルギー」でした。
どうりで、一年中鼻の調子が悪いわけですね。
病院にかかることで、
「掃除をこまめにしましょう」などの生活上のアドバイスを受けられましたし、
自分に合ったお薬を処方してもらって、鼻水や鼻づまりの症状も楽になりましたよ。
みなさんも、ぜひ勇気を出して病院にかかってみてくださいね!
シーズン中は病院が混み合いますので、早めに検査がオススメですよ。
ライター：如月
主にサブカルチャー系雑誌、生活改善薬やサプリメントを扱ったムックでライターや監修をしていました。現在、フリーライター。
花粉症歴20年以上のベテラン花粉症患者。猫が好きなのに猫アレルギー持ちなのが最大の悩み。
趣味は映画鑑賞で、最近は動画配信サービスにはまっています。B級映画が大好き。
実は9社以上の格安SIMを使い倒す格安SIMマニア。